キャンプに出かける段取りが着いたら、後は当日を待つだけ!
早く明日にならないかなぁ♪ワクワク♪
…浮き足立つ気持ちは分かりますが、ちょっと待ってください。
キャンプに限らず、イベントごとの成功において最も重要なのは『段取り』です。
特に物の準備については入念に行いましょう。普段何気なく使っている物ほど、アウトドアでは無いと致命的に困る物であり、しかも普段意識していないが故に忘れがちなんです。
この攻略本を読んでしっかりと準備を済ませ、キャンプをより楽しいものにしましょう!
キャンプの成功は始まる前から決まっている!?
そもそもキャンプにおける成功とは『充実したひとときを過ごせたかどうか』これに尽きます。
アウトドアが好きでキャンプの勝手も分かっている人にとっては、忘れ物や準備不足による失敗や不便すらも楽しむ事が出来るでしょうが、キャンプ初心者にとってなるべく不測の事態と言うのは回避しておきたいところです。
この記事を読んで、キャンプに行く自分を想像しながら何を準備すれば良いのかを書き出していきましょう。
大まかな段取り(タイムスケジュール)を決めよう
多くの人にとってキャンプのメインイベントと言えば、なんと言っても『外メシ』だと思いますが、キャンプ場に着いてから外メシにありつけるようになるまでにも実は結構時間がかかります。
受付、荷下ろし&設営、火起こし、調理…等のプロセスを経てやっとご飯が食べられる様になります。また実際に火起こしをしてから火が安定して料理できるようになるまでにも時間がかかります。
「お昼ご飯をキャンプ場で食べたいから、12時にキャンプ場に着くようにしよう!」…この考え方だと痛い目を見ます。
遅くとも、ご飯を食べる2時間前にはキャンプ場に着いているのがベストです。
次の項目でその理由を確認していきましょう。
実際にスケジュールを仮組みしてみよう
今回は仮にデイキャンプ(日帰りキャンプ)で、12時〜13時ぐらいにお昼ご飯を食べる想定でスケジュールを組んでみます。
移動手段は車で、キャンプ場までの移動時間は1時間、道中にスーパーに寄って食材の買い出しをすると仮定します。
7:00 起床→準備
8:50 荷物の最終チェック&積荷
9:00 出発
9:30 買出し先到着→買い物
10:00 買出し終了→再出発
10:30 キャンプ場到着→受付
10:40 受付終了→拠点移動&荷物の運搬
10:55 椅子やテーブル等の設営開始
11:25 設営完了→火起こし開始
11:30 調理器具や食材展開→調理開始
12:10 切った具材を火にかける
12:30 調理完了→いただきます!
13:30 お昼ご飯タイム終了→自由時間
16:00 自由時間終了→撤収開始
17:00 撤収完了→チェックアウト
18:00 帰宅
ざっくりとこんな感じです。上記は大分スムーズに進む想定でのスケジュールで、実際キャンプ場に着いたら辺りを散策したり遊んだり一休みしたりで、実際にお昼ご飯を食べるのは13時過ぎ頃になるでしょうか。
最初に考えていた「お昼の12時にキャンプ場に着く」だと、スムーズに行ってもお昼ご飯は14時ぐらいになってしまうと言う事です。
デイキャンプ(日帰りキャンプ)の場合、ほとんどのキャンプ場で17時完全撤収(チェックアウト)なので16時ぐらいには撤収を始めないと間に合いません。
14時からご飯を食べるのに1時間ぐらいかかるとして、食後にゆっくりできる時間がたったの1時間!
とても忙しいキャンプになってしまいますね。
ゆったりと有意義な時間を過ごすためにも、段取りはざっくりでも良いので組んでおきましょう。
次に、スケジュールの組み方の攻略法を伝授します。
ざっくりスケジュールの組み方攻略
上記のスケジュールですが、組む際に軸になっているものが3つあります。
それは『道中の買出し』『ご飯の時間』『チェックアウト』です。
特にチェックアウトは最後に来ますし、時間も動かせないのでココを軸に逆算的にスケジュールを組むと上手く行きます。
ポイントになるのは『動かせない時間にはスケジュールをもう当てはめてしまって、そのスケジュールをクリアするためにその前の時間のスケジュールを決める』を繰り返す事です。
上の例で行くと、
『チェックアウトが17時だから、撤収は1時間前の16時から始める』これでチェックアウト前のスケジュールが組めました。
では次に『16時に撤収を始めるまではのんびりしたいから自由時間』にして、『自由時間は1時間だと短いから2時間』取って…と、どんどん掘り下げてスケジュールを組んでいきます。
途中、『ご飯は12時〜13時には食べたい』という半固定のスケジュールがあるので当てはめていき、
『13時にご飯が炊ける様になるには30分前には火にかけてないとダメ』で、
『火にかけるときには具材も切り終えていないと』…といった具合で、同じように逆算的にスケジュールを組んでいきます。
もし時間が足りない様なら動かせる時間(上の例で言うと自由時間)を調整したり、出発時間を早めたりして調整します。
チェックアウトやご飯以外にも、例えばキャンプ場で何かの体験イベントだったり、買い出しのスーパーの営業時間だったり、時間が動かせない所があればそこを主軸に組み始めていくと上手く行きます。
キャンプに限らず日常でも使えるテクニックですので、スケジュールを組むのが苦手な方は是非上記の攻略法を参考にしてみてください!
持っていく物を決めよう
ざっくりスケージュールが決まったら、キャンプ場に持って行く物を決めます。
と言っても、アレもコレも持っていくとなると膨大な量になってしまいますので、多少持っていくものを選定した方が良いでしょう。
また、デイキャンプと泊まりキャンプで必要なものも変わってきます。
持っていく物をざっくりとカテゴリー分けすると
- 必須で必要な物
- 必須では無いがあると便利な物
- 必須では無いがあると楽しい(充実する)物
こんな風に分けることが出来ます。
ではそれぞれ紹介していきましょう。
必須級に必要な物の例
- 椅子
- テーブル
- 食材
- 食器
- 調理器具
- 洗い物セット
- 熱源、燃料
- 水
- ゴミ袋
これらは『必須で必要な物』のカテゴリーに入ります。
あった方が良い物の例
- タープ
- クーラーボックス
- レジャーシート
- タオル
- 除菌シート
- 火ばさみ
これらは『必須では無いが、あると便利な物』のカテゴリーになります。
天候に応じたアイテムの例
- タープ
- カッパ
- タオル
- 着替え
こちらも『必須では無いが、あると便利な物』のカテゴリーになります。
キャンプ場のロケーションに合わせたアイテムの例
- 水鉄砲
- 双眼鏡
- フリスビー
- 釣り竿
- 本
- etc…
これらは『必要では無いが、あると楽しい(充実する)物』のカテゴリーになります。
泊まりキャンプで追加で必要な物の例
- テント
- ランタン
- 寝具
これらは泊まりキャンプの場合『必須で必要な物』のカテゴリーに入ります。
上記はほんの一例です。必須と思うアイテムも人それぞれですし(そもそも火を使わない料理で済ます場合もあります)、ロケーションに合わせた遊び道具などは人それぞれ好みがありますし、あった方が良いものを掘り下げるとキリがないほど沢山のアイテムがありますので、私が良いと思ったアイテムについてはまた別記事で紹介したいと思います。
ポイントは、各アイテムが自分にとって『必須で必要な物』なのか『あった方が良い物』なのかをカテゴリー分けすることです。
カテゴリー分けしたアイテムのうち『必須で必要な物』は持っていくか、道中のスーパー、キャンプ場の売店等で揃えられるように準備しておきましょう。
必要なものを積んだ後、余った荷台(スペース)にその他のアイテムから優先したいと思う物を持っていくようにしましょう。
手間のかかる調理の仕込みは事前に済ませると良い
キャンプのメインイベントとも言える『外メシ』ですが、現地で食材の調理を1から始めると意外と時間がかかります。
普段と調理環境も違いますし、設営や火起こし等、調理以外にも時間を取られることが多いためです。
何といっても調理スペースが通常のキッチンよりも大幅に減るのが最大のネックで、基本的に1品ずつしか調理が進みません。
まるごと野菜を持って行って現地で切っていくのも、それはそれで楽しみの一つではありますが、2品3品と作るつもりであれば事前の仕込みをやっておいた方が当日の調理がスムーズにいきます。
野菜を必要な分だけカットして持っていくだけでも結構な手間の削減になりますし、食材のロスも減ります。
以下は簡単な仕込みの例です。
- 野菜をカットしておく
- お肉の下味をつけておく
- 調合が必要な調味料をあらかじめ作っておく
- 料理に必要な小麦粉等を一食分ずつ小分けにしておく
- お米を洗う&吸水させておき、炊飯に必要な量の水と一緒にボトル等に入れておく
私はキャンプで豚汁をよく作るのですが、カットした野菜と豚肉、調味料(だしの素、味噌、しょうゆ、みりん、バター)、汁になる水まで全て前日に混ぜてジップロックに入れて持って行ってます。
当日、クッカーに移して加熱するだけで美味しい豚汁が食べられます♪
豚汁を現地で食材から作ろうとすると、それだけで調理スペースほぼ全て取られてしまうので、豚汁を作り終えないと次の食材の展開すらままならないです。事前仕込みは現地調理にこだわらない限り、やっておいた方がいいと思います。
ただ、例えばグループキャンプでカレーの調理をする時等は、外で野菜を切る行為が既にめちゃくちゃ楽しいです。効率よりも楽しみの要素が上回る場合はこの限りではありません。
何を事前に仕込んでおき、何を現地でやるか を、出発前からイメージしておくと良いですね♪
パッキング、積荷なども可能な限り前日に!
特に車で移動の方は積荷まで前日に終わらせてしまうのがオススメです。
その他の移動手段であっても、パッキングは前日に済ませて、リュックを背負ったらすぐ出発出来るようにしておくのが望ましいです。
忘れ物も減りますし、朝はとにかく時間に追われがちです。
デイキャンプの場合は特に朝早くの出発になると思いますので、積荷は可能な限り前日までに済ませてしまいましょう。
ただし、クーラーボックスだけは直前に準備して、出発と同時ぐらいに積んだ方が良いです。
保冷剤は冷凍庫から取り出した瞬間から溶け始める為です。これはどんなに密閉性の高いクーラーボックスを使っていても、中身が冷凍モノだけであっても同様です。
デイキャンプなら問題ないかもしれませんが、泊まりキャンプの場合、前日に積んでしまうと夜飯まで持たないことも…
まとめ
- キャンプを成功させるためには事前準備が意外と大事!
- 大まかなスケジュールを決めておこう
- スケジュールを決めるときは、時間が動かせない所を主軸に組んでいこう
- 持っていく物は『必須で必要な物』『あった方が良い物』に分けて優先順位を付けよう
- 食材の仕込みは可能な限り事前に済ませよう
- パッキング、積荷も可能な限り前日までに済ませよう
事前準備の攻略法、いかがでしたか?せっかくのキャンプですから、事前準備はしっかり済ませて楽しい時間にしたいものですね。
当日の朝は準備に追われてバタバタするのではなく事前にキッチリ済ませておき、浮いた時間でモーニングコーヒーでもしばきましょう!
おまけ 過去一番の痛恨の忘れ物経験談
私の過去キャンプで最も痛恨の忘れ物は『洗い物セット』でした。
寝袋を忘れたこともありますが、そんな事とは比にならないぐらいダントツで洗い物セットが痛かったです。
ウキウキの遠出&泊まりキャンプの夜に白米を炊いて豚汁を作ったのですが、2品目を作ろうとして水場にクッカーを持って行った所で、洗う術が無い事に気づきました。
売店は閉まっており、水場に備え付けもない、夜も遅かったので周りのキャンパーの協力も得られそうにない…
お酒も飲んでいたので車も出せず、コンビニも近くに無い…完全に詰みを感じました。
クッカーを素手で水洗いしてみたものの、白米のクッカーは底に若干ながら焦げてくっついていた米がデロデロ、豚汁クッカーは脂がギトギトで、とても次の1品を作るコンディションではない…食材たくさん持ってきたのに~!!
結局、その日のキャンプ飯は豚汁と白米で終わってしまいました。
まあ、もしも忘れた物が洗い物セットではなく、クッカーだったら米すら食べられなかったので、そう考えればまだマシな忘れ物だったのかも知れませんが…
その時私は初めて洗い物の大切さに気付きました。
日常生活で当たり前に使っている洗剤とスポンジが無だけでこんなに悲しい結果になるなんて考えもしなかったし、そもそもスポンジと洗剤なんて荷物のリストにすら挙がっていなかったのです。

料理をしようとする人が鍋や包丁を忘れるはずがない、しかしスポンジと洗剤は忘れる…意識の外というか、盲点を突かれた様な、いろんな意味で痛い目を見た忘れ物でした。
…そんな悲しみに溢れたキャンプも今となってはいい経験であり、いい思い出ですが、同じ過ちを少しでも減らせるようにと、この記事を書いています。
事前にしっかり確認して、入念に準備して、楽しいキャンプにしたいものですね♪
この攻略法を読んだ皆さんのキャンプが、より充実したものになる事を願っています。
それでは良いキャンピングライフを!